お知らせ
【第7回 クラシ・健康クラブ】~地域リハビリ~
4月17日(水)、第7回、地域リハビリ ”クラシ・健康クラブ” を開催いたしました。今回のテーマは「転ばぬ先の脳と筋肉~脳と筋肉を鍛えて転ばぬ体を作ろう~」です。
65歳以上の高齢者のうち、3人に1人は1年間に1回以上転倒すると言われています。そして、転倒した3人に2人は何らかのケガを負うことがわかっています。骨折など、大きなケガにつながるのは5%程度ですが、転倒すると無傷では済まないことが多いのが実状です。
そして何よりも怖いのが、「転倒・骨折」が原因で要介護になってしまうというケースです。「認知症」「脳血管疾患」の次に多く、侮れないのが現状です。そして、転倒リスクはリビングや庭などの身近な場所に多く潜んでいます。敷居やカーペット、電源コード、無造作に置いた洗濯物など、これを機に居間は”今一度”確認してみてください。
また、「考えながら+動く」といったデュアルタスクが転倒予防に効果的であることもお話しさせていただきました。夕飯の献立を考えながら掃除する、足踏みしながらしりとり、散歩しながら計算するなど、こうしたデュアルタスクが、運動能力向上、認知症予防につながります。ぜひ明日から私生活の中に取り入れてみてください。
クラシ・健康クラブでは、皆様の知りたい聞きたいにお応えします。講演してほしいテーマをお持ちの方は、スタッフまでお声かけください。
次回は5月8日(水)を予定しています。奮ってご参加ください!