お知らせ
冬は転倒リスクが高いって本当?
健康について様々なデータが集まっている昨今、転倒についての特徴もわかってきました。今回のクラシ・健康クラブでは、「高齢者の転倒特徴とその対策」をテーマに講演を行いました。
転倒が多い月はいつですか?と言われ、どんなイメージを持つでしょうか。冬季(12月~2月)は転倒が多い月になります。これは皆さんイメージつくと思いますが、実は5月と10月も転倒が非常に多い月になります。冬季と5月・10月にはそれぞれ共通点があります。冬季の平均気温は0°~5°、5月・10月は15°~20°と共通しています。冬場は寒くて外には出ず家にいることが多く自宅での転倒が多いです。5月・10月は動きやすい気温となり外出する機会が増え、外での転倒が多くなります。
他にも、転倒の仕方の特徴や転倒方向とそれに伴う骨折の種類など、転倒についてデータとしてわかってきたことをお話しました。
後半では、転倒予防対策のために足裏の筋肉を使ったトレーニングを行いました。普段使わない筋肉の運動なので、皆さん四苦八苦しながら一生懸命運動に取り組んでいました。運動の前後で片足立ちを15秒間行いました。運動前は15秒間片足立ちが出来なかった方が、運動後は15秒間片足立ちが出来るようになり運動効果を実感してもらいました。
今後も地域の皆様のお役に立てるよう、健康に関する耳ヨリ情報や運動を「クラシ・健康クラブ」で発信していきたいと思います。
来月からは転倒が多い月になりますので、十分注意しましょう!